漆器屋が教える「お盆の形状の話」

お盆の形は、いろいろあります。下の図のように、一般的なのが、丸盆・角盆・長角盆・半月盆・小判盆・隅切盆などです。他にも、八角形のお盆、扇面型のお盆など、ちょっと変わったものもあります。

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何を載せるか、何を盛付けるかによって、使われるお盆が決まってきますが、丸盆は給仕盆として使われることが多いでしょうし、半月盆は懐石などで使われます。

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お椀の名称の記事でも同じような説明を書きましたが、渕の周りのことを、上渕(うわぶち)・ハタ・天という呼び方をしています。

お盆の立ち上がりの部分もいろいろあって、立ち上がり方でそれぞれに呼び方があります。

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① 切立(きったて)型・・・下から上にまっすぐに立ち上がっている

② 羽反(はぞれ)型・・・下から上にまっすぐ斜めに立ち上がっている

③ 雪才(せっさい)型・・・下から上にカーブを描いて立ち上がっている

簡単な漢字ですが、意外と読めないですね。

 

投稿者:

ooishi

実家の漆器屋で働いているワーキング主婦。夫と二人の子供の4人家族です。 仕事や趣味を思いっきり楽しむために、日頃興味のあることをこのブログに綴っています。