NHKスペシャル、体操団体と個人総合で金メダルに輝いた内村航平選手と水泳400個人メドレーで金メダルに輝いた萩野公介選手の特集番組を見ました。
メダル獲得するまでの精神的な部分や周りの人たちの思いなど、細かく取材されていて、とても興味深い内容でした。
それにしても、私みたいな凡人には計り知れない重圧(プレッシャー)をはねのけて戦った姿は本当に素晴らしいです。
内村選手は、個人総合の最後の鉄棒の演技で、いつも通り(練習通り)に落ち着いて出来たと。
自分の精一杯を出せば、勝とうが負けようが後悔はないと。
私は、リアルタイムで応援していたのですが、正直金メダルは難しいと思ってました。競った相手のベルニャエフ選手も本当に素晴らしい演技だったから。これだけ力を出し合って、結果負けても仕方ないよねって。
だけど、ほんの僅差で内村選手が勝利。
その差は、最後の着地で止まったか止まらなかったかと差でした。
もう一度一つだけやり直せるなら、何をやり直したいか?という質問に対し、ベルニャエフ選手は得意の平行棒と答えたのに対し、内村選手は二度とやり直したくないと答えたのも印象的でした。
萩野選手はリオに入った時のインタビューで『人生をかけて戦う』と答えています。
そんな萩野選手は400個人メドレー予選で3位の成績。ライバルの瀬戸大也選手は萩野選手よりも良い成績で予選通過しました。
その結果、戦うことの不安で仮眠がとれなかったそうです。その事をコーチに話したところ、『人生をかけて戦うんだろ!』と励まされ、気持ちが切り替わったというようなことを言ってました。
負けたら水泳をやめようと思うくらいの強い気持ちで臨んで、結果金メダルを獲得!
これからまだまだ人生をかけて戦うことになるんですね。
精神面が強い人じゃないとトップアスリートにはなれないんだと改めて感じました。
この番組の内容はとても良かったです。
リアルタイムで見ていた時の感動が蘇ってきました。