どっと混む7月例会セミナーは、大壁商事株式会社 代表取締役大壁勝洋さんを講師にお迎えしました。
大壁商事さんは、ガラスに関するサイトをなんと24も運営されているそうです?!
なぜここまで細かく分けたのか?
それは、細かいニーズに対して、細分化しないと注文がとれないからだそうです。
メリットもある反面、大壁商事という名前が定着しないというブランディングなどデメリットもあるとか。ここまで細かいと商品の知識も相当必要でしょうし、システム開発の手間や金額など、考えるだけでスゴイことだなぁと思いました。
会社がどのように成長してきたか、という話もとても興味深く、会社の代表として組織づくりに力を注がれてきたから今があるんだとお話を聴いていて強く感じました。
特に興味深かった内容のひとつですが、
一日に何百件もかかってくるコールセンターでは、問い合わせに対する回答がバラバラになることを防ぐために、クイズ形式のパンダシステムというものを取り入れているそうです。
それぞれの回答(応対)は正解といえば正解、決して間違いではないということ。でも会社的にはこれが正解、ということを社長自らが決定して、それを社内で共有するという内容。
この話を聴いていて、昨年だったか?無印良品の松井会長のお話を思い出しました。「無印良品は仕組みが9割」という本を書かれている方で、仕事内容などマニュアル化することで、どのお店でも同じ対応ができるようにしているという内容だったと思います。
大壁商事さんは仕組みづくりが上手な会社なんだなということがよくわかりました。
今月もすごく勉強になったセミナーでした。