木の食器の歪み、ヒビ、割れは直る?

木は動く

「かなり古いお椀だけど、歪んで変形してしまったので直したい。」

「お椀にヒビが入ったから修理してほしい」

「お膳の枠が割れて取れてしまったけど直りますか?」

漆器の修理を受けていると、こういう問い合わせをいただくことがとても多いです。

結論からいうと、残念ながら歪んだものを元の丸いお椀の形に戻すことは出来ません。歪んで形が変形したものを、私たちは「木が動く」という表現をすることがあります。木は天然のもので、動くんです。

歪んだり、反ったりを防ぐためには、しっかりと乾燥している木を使うことが大事です。乾きがしっかりしていないから木が動くのです。

もう一つの原因は、急に熱を加えたとか、急激に冷やしたなど酷使した場合。人間でも、急に暑い所、寒い所に身体をさらされると辛いのと一緒です。木は生きているから。

木が動くことでヒビが入ったり割れたりもします。

ヒビや割れは木であれば大抵のものは埋めて漆を塗って修理できます。

そんなときは、私でよければご相談に乗ります。

 

今日も、お椀の歪みのお問い合わせをいただきました。残念ながら歪みは直せないとお応えしたのですが、何かいい方法があるといいんですけどね。

 

 

投稿者:

ooishi

実家の漆器屋で働いているワーキング主婦。夫と二人の子供の4人家族です。 仕事や趣味を思いっきり楽しむために、日頃興味のあることをこのブログに綴っています。