京都の裏千家センターで茶道体験
こんばんは、茶道の経験がほぼ無いに等しい大石です。
そんな私が、京都の、しかもテレビでしか見たことのないような裏千家会館に行く機会をいただきました。こちらでは茶道体験や資料館を見学することができます。
席に案内され、お菓子と立てていただいたお抹茶をいただきました。美味しくお抹茶をいただくために、お菓子はお抹茶を頂く前にいただくというのが良いそうです。
頂いた後、お茶碗、水差しなど、どういう方が作られた作品なのかという丁寧な説明をいただきました。説明してくださる方のお着物や帯がとても素敵だったのが印象的でした。
資料館では、さまざまな茶道具が飾られており、日本の伝統文化をほんの少し勉強させていただきました。
ここで一つ覚えたこと
「にじり口」
茶室には「にじり口」という幅・高さ60cmほどの小さい狭い入口があります。どうしてこんな狭いところから茶室にはいるのか?
それは、どんな人でもにじり口を通って茶室に入る時、頭を下げて入ることになり、どんな人もこの場では平等だということを意味するそうです。
お茶の道具には漆器もたくさん使われています。棗、湯桶、菓子皿、水差しのフタなど、決して派手ではないけれど、とても美しいと感じました。その中でも吉野絵が描かれた四つ椀が展示されていたのですが、それが一番印象に残っていて美しかったです。