どこで買っても同じもの、例えば家電など型番製品だったら、まずは価格.comで底値はいくらだろう?って確かめることは当たり前のことになった今の時代。
それでも、もし高くても近くの電気屋さんで買おうと思うとしたら、それはその人から買いたい、アフターサービスが安心、など価格にはない魅力があるからだと思うのです。
私たちが扱っているものも一般的ではないにしても、競合するような同じようなものっていくらでもあります。それこそ価格だけで見られたら、扱わない方がいいのでは?と思うくらい。
その場合、いくつかの選択方法ができると思うのですが、
1 企業努力で安くする。
2 適正価格で他より高くて、なぜ高いのか理由がはっきりしているのならちゃんと伝えて売る努力をする。
3 いっそのこと扱わない。
1番は、数多く出荷できるような見通しがある商品だった場合は努力のしがいもありますが、現実はそんな甘くはありません。当社のような零細企業で企業努力といってもたかがしれています。加工賃を安くすると品質が落ちることもあるし、どこで手を抜こうかと考えること自体、個人的には気が乗らないし、避けたい方法です。第一、こんな安売り合戦をしていたら、誰も幸せじゃないなってずっと思ってます。
2番が、今の私の一番重要視していることであり、課題なんですよね。やっぱりちゃんと伝えなくてはお客様にわかってもらうことなんて到底無理。最低限、どれだけ手をかけてるとか(手をかけすぎるのも問題な時もありますが)、どんな人が作り上げているのか、その商品は使う人にとってどれだけ役に立つものか、など、「伝える」努力をしなくてはいけないので、それはこのブログだったり、HPだったり、ニュースレターだったりを利用するといいのかな。
3番は、いろいろ考えてみて、たいして強みもないしこだわりもないなという結論に達した場合。捨てるという選択も必要で、無駄な努力をいつまでもしなくて済むし、その分大事なことに集中できます。
そうやって、一つ一つの製品を洗いだして、自分の会社に出来ることと出来ないことを明確にするともっとやりやすくなるのかなと最近ですがようやくわかってきました(笑)
仕事は楽しくしないとね。
玄関に飾ったスイートピーは、10日経ってもまだまだ元気です♪ 長持ちしてきれいだなんて、なんて素敵なお花なんだろう(^^)♪