朝からお友達何人か誘って、昨日と今日行われている「うるしの里 中道アート」へ行ってきました。
まずはうるしの里会館で集合。
玄関前では、越前塗り山車が飾られていました。間近でマジマジと見ると職人さんの技術が集約された豪華絢爛の素晴らしい山車です。漆の黒・赤が映えますね!
会館の周りには、何軒かの漆器屋さんが出店されていました。ご苦労様です。会館の中の「うるしの匠展」がすごく良かった。職人さんたちの素晴らしい作品がずらり並んでいます。これは一度見ていただきたいです。いつまでか確認はしませんでしたが、まだしばらくは展示されていると思います。
うるしの里会館から中道アートへのんびり歩いて向かいました。
こんなカラフルな足あとが中道アートまでの行き先を教えてくれています。これで誰も迷わないですね。素晴らしい!アート〜!
中道アートでは、アートな作品がところどころに展示されていました。
↑この収納型のベンチ椅子いいな〜 片付けるとかなり小さくなります。福井工業大学の生徒さんが作られたそうです。
↑お椀400個以上で作られたお椀アート。そろばんの玉のようにお椀が並んでいます。これは火の鳥かな?
↑動物のパズル 可愛い♡
メイン会場では、フルート演奏が行われていました。お姉さんが持っているのは、世にも珍しい黒いフルート。このフルートは漆で塗られているそうです。世界でたったひとつのフルート?!かな。お兄さんのギターは漆塗りの赤いギターです。漆器の町にとっても似合う素敵な演奏会でした。
↑山羊さんもお出迎え。人懐っこくて、桑の葉っぱをたーくさん食べていました。おこちゃまたち全然怖くない様子(^^ゞ
↑こちらは、塚田蒔絵師さんのお宅です。漆で絵を描いて、半乾きのところで色粉を蒔いていきます。赤とんぼと秋桜にあっという間に色がついて素敵な作品に仕上がりました。
この他にも、職人さんの工房など何軒かお邪魔して、いろんな話を聞きながら、のんびりゆったり楽しい時間を過ごしました。
もちろん、見るだけでなく、美味しいものもちゃ〜んといただきましたよ。
いちじくソーダとクッキー これ、本当に美味しかった。いちじくソーダはまた飲みたいから自分でも作ってみようと思います!
そして、軒下工房さんのおろしそば。これは文句なしでいつも美味しい。河和田のイベントでは欠かせないものになっていますね。本当にご馳走さまでした。
こうやって二日間、自分の工房や自宅を開放して町ぐるみでおもてなしをする中道アートというイベントは凄いと思います。それに、若い学生さんたちもこのイベントに参加してくれているおかげで、河和田の町が希望にあふれているような、そんな気分を味わえました。
現在河和田に住んでいない私が言うのもなんですが、自分の生まれ育った河和田にもっともっと若い人たちが集まってくれるといいな。
河和田っていいとこなんだって改めて思わせてくれた一日でした。
企画された皆様、本当にご苦労様でした。どうもありがとうございました。
最後に、うるしの里会館「うるしの匠展」で飾られている塚田蒔絵師さんの作品を紹介します。
写真は一部ですけど、越前打刃物の包丁のサヤと持ち手の部分に描かれた蒔絵です。実物はもっともっと素晴らしいです。ぜひ足を伸ばして観に来てください。
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