漆器は本来、日本人にとって身近なもの

こんばんは。漆器屋の大石です。

漆器っていうと、皆さんはどんなものをどのように想像しますか?

多分、高そうな、扱いにくそうなイメージを持っている人も多いはずです。
このように、高価で扱いにくいというイメージから入ってしまうと、日常生活からどんどん遠ざかってしまうような気がして寂しい。

漆器は日常生活には必要ない?!

…そんな人も悲しいけれどいるかもしれない。

漆器は英語でJAPANと言います。まさに漆器は日本の象徴といってもいいのではないでしょうか。

その昔、日本の食卓に並ぶ食器は、漆器がほとんどでした。私の祖父の代までのご先祖様は、飯椀、汁椀、坪椀、平椀など、丸い漆器をずーっと作ってきました。

だけど、現在の生活で漆器を使うとしたなら、お味噌汁椀くらいですよね。それも、もしかするとマグカップで代用してる人もいるかもしれない。そんな風に考えると、少し寂しい気分になるのですが、せめて熱い汁物を入れる器は漆器を使ってほしい!

木で作られた漆器の良い点は、熱伝導率が低いことです。つまり、熱が伝わりにくいので、熱いお汁が冷めにくいということと、お椀の表面が熱くならないので持ちやすいということです。

毎日飲むお味噌汁は、マグカップじゃなくて、お椀で美味しくいただいてほしいな。

本来、漆器は日本の生活になくてはならないもので、和食に良く合うものだと思うのです。もっともっと手軽に使ってもらえるといいなと思います。

投稿者:

ooishi

実家の漆器屋で働いているワーキング主婦。夫と二人の子供の4人家族です。 仕事や趣味を思いっきり楽しむために、日頃興味のあることをこのブログに綴っています。