漆器の職人さんとひとときの語らいの時間

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爽やかな秋晴れでした〜(*^^*)

今日はいろいろバタバタと動き回った一日でした。

そんな中、相変わらず漆器の修理のご相談も絶え間無くいただいており、職人さんのところにお邪魔することが多い私の日常です。

お盆前までは少し落ち着いていたのですが、お盆明けから立て続けにお問い合わせをいただいてます。

ありがとうございます!

一つ一つ、私も勉強。難題も多いので真剣に取り組んで、経験を積ませてもらっているといったところです。

今日もある職人さんのところまで出掛けてきました。

どこをどうしたら上手く直せるか?費用はいくらくらいかかるか?など、仕事の話を一通りした後、だいたい世間話になります。

今日持って行った漆器の修理品は、昔の本当に良い物らしく、職人さんもいたく感心してました。

『これは、本当に上手に仕上げてある!昔の人は上手やったな〜。』

なんてことを言ってたけれど、私からしてみれば、そう話す目の前の職人さんこそ腕のいい職人さんなんですけどね。

ここまでいい仕事をするためには、たくさん失敗を経験することが必要だって、熟練した職人さんは言います。昔は良かった。仕事もあって、いくらでも経験が積めて… そう思うと今の若い職人さんは可哀想なのかもしれません。昔より仕事がないにも関わらず、失敗も許されないんですもの。経験を積みたくてもなかなかそういう機会が与えられないという現実です。

失敗から学ぶことが多い職人さんの世界。若い職人さんが育つ環境作りが本当は必要なんだとわかっていながら、私たちには具体的にどうしたらいいのかわかりません。すごくもどかしい思いでいっぱいです。

日本全国、同じような悩みを持たれている伝統工芸の産地は多いことでしょうね。

技術は素晴らしくても、どんどん要らないものになっていくんだって話す職人さん。

私たちにできることは何だろう?!

最近そんなことを良く思ってます。こんな思いをかかえて、今日もまた職人さんと語るひとときの時間に癒されています。

投稿者:

ooishi

実家の漆器屋で働いているワーキング主婦。夫と二人の子供の4人家族です。 仕事や趣味を思いっきり楽しむために、日頃興味のあることをこのブログに綴っています。