お正月に使う重箱「ハレの日おもてなしの器」
重箱は、お正月(年に一度)だけ使うというご家庭も多いことでしょう。まさにハレの日にピッタリの器です。
ハレの日とは
ハレの日(晴れの日)とは、日本のお正月・節句・お祭りなど普段とは違うおめでたい特別な日です。
「ハレ」は特別な日を指し、「ケ」は日常を指します。
ハレの語源は『晴れ』で、晴れ着は特別な日に身にまとう衣装であり、晴れ舞台は一生の内の特別な場面を表しています。
昔から、このような特別な日に特別な料理を作ってお祝いするという習わしが日本にはありました。ハレの日は神様を呼んでご馳走を捧げる神事の日なのです。
ハレの日のご馳走は、お餅・お赤飯・白米・お頭つきのお魚・お酒など特別なものでした。しかし、現在では白米やお酒などは日常的に食べたり飲まれたりしています。
ハレの日(お正月)に使う重箱
ハレの日のご馳走で代表されるものにお正月のおせち料理があります。おせち料理を詰める重箱や屠蘇器などは、ハレの日に使われる器として、今でも使われています。