白木地作りーその1 味噌汁椀を作る4

「味噌汁椀を作る!」とこのブログで宣言したのが今年9月の初めで、それから約3ヵ月が経ちました。

10月の初旬に、注文していた荒引き(おおまかなお椀の形の木地)が入ってきたと木地挽きの職人さんから連絡をもらって、職人さんと私の都合が合うときに形状サンプル作りをしようということになってました。

10月下旬に、そのサンプル作りのため職人さんのところにお邪魔し、形状の細かい確認をしながら白木地のお椀が完成するまでの過程を見学させてもらいました。今頃ですが、その日のことをようやく書いてます。

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ちなみに、今までの「味噌汁椀を作る」関連ブログは、

味噌汁椀を作る1 木製で漆塗りのお椀が欲しい!

味噌汁椀を作る2 木の材質とデザインを決める

味噌汁椀を作る3 お椀の形を作る(荒挽き) ※木工所さんに見学に行きました

 

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天井を見上げると、生地を挽く道具が整然と並んでいます。一つのお椀の木地を轆轤(ろくろ)挽きするのに挽く部分によっても仕上げの具合によっても何種類かを上手に使い分けて仕上げていくそうです。

さて、今回は私が無理を言ってお願いしていることで、職人さんからしてみれば私のような素人が横から見てるのは非常に気が散ることだと思うのですが、ご厚意で写真撮影などの許可もいただきました。

 

まずはお椀に合う型をろくろの機械にセットして荒挽き椀を型に合わせて、外側から挽いていきます。

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さすが、迷いが全くない!丸みの部分もあっという間に削られていきます。

 

 

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底の高台の部分をどのくらいにするか、微妙に調整しながら決めていきます。高台の部分はあまり小さいとバランスが悪くなるので、安定感が出るようにやや大きめの直径にしました。

 

 

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高台の部分にほんの少し角度をつけました。本当に微妙な角度なのに、お椀の形状がかっこよく見えるからスゴイ。

 

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徐々に表面の凹凸がなくなっていきます。

 

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途中で何度か砥石で削る

 

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道具を替えて、さらに表面を滑らかにしていきます。

 

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外側の丸みを帯びた部分はほぼ完成です。

 

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そして、高台の内側を削っていきます。

 

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この作業、私にはあっという間に思えました。ただただ凄いなと眺めて終わっちゃった感じです。

 

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こうして、外側が完成しました。

 

次の工程はお椀の内側を挽いていきます。

写真ばかりで長くなるので内側のろくろ挽きは次回のブログに続く。

投稿者:

ooishi

実家の漆器屋で働いているワーキング主婦。夫と二人の子供の4人家族です。 仕事や趣味を思いっきり楽しむために、日頃興味のあることをこのブログに綴っています。

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