鉋作り見学

お椀など丸いものの木地挽きをする丸物師さんから今朝電話がありました。

「今日は鉋作りをするんやけど、見に来んか? 鉋作りは年に2,3回しかやらんから勉強がてらどうや。といっても、そんなに長い間はやらないから今すぐじゃないと見れんけど。」

そんなことを言われたら、今すぐ行かなくっちゃ!と思い、途中の仕事をそのままにしてすぐに見学に行ってきました。

 

鉋作り

車で数分の丸物師さんのところに駆けつけると、すでに始まっていました。

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鉄の棒を火の中に入れて、

 

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出して、熱いうちに先をたたいて細くしていきます。

この作業を何回か繰り返し、

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出来上がったのが、↑こんな形。

 

木地挽きの職人さんは、昔から自分で自分の道具を作っています。今日は、若いお弟子さんに作り方のアドバイスをしながらの作業でした。

実のところ、私のような部外者がいると気が散るので、普段は誰も呼ばないそうなんですが、私がこういうことに興味があると伝えていたので、邪魔なのにわざわざ声をかけて見学させてくれたんです。

 

職人さん曰く

「”焼きを入れる”という言葉があるやろ。しっかりしろっていうことや。この作業こそまさに焼きを入れて良い道具を作るっていうことなんや」

80歳近い高齢の職人さんですが、今もなお現役で道具を作り、お椀を挽く体力があることに頭が下がります。

 

私が頼んでいる味噌汁椀は、荒挽きまでは終わっていて、仕上げ挽きの順番待ち状態。仕上げ挽きする時に、また声をかけてくれるので、しっかり見学してこのブログで紹介したいと思います。

ちなみに、荒挽きまでの工程は以前のブログをご覧くださいね。

投稿者:

ooishi

実家の漆器屋で働いているワーキング主婦。夫と二人の子供の4人家族です。 仕事や趣味を思いっきり楽しむために、日頃興味のあることをこのブログに綴っています。